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お互いに無敗でむかえたリーグ最終戦。勝った方が西地区優勝を決め、ファイナル4へと進出できるという大事な一戦である。またインパルスは、東京スーパーボウルを含めてチャレンジャーズに3連敗しており、これまでの雪辱をなんとしてでも晴らしたい相手である。試合は、実力のあるチーム同士らしい、緊迫したゲーム展開となった。
第1Q。チャレンジャーズの攻撃シリーズから始まった序盤。#30瀬畑のランプレーでファーストダウンをとったチャレンジャーズだったが、その後はインパルスのデフェンス陣、#99兎耳山や#51角田のタックルで前進を止められる。一方のインパルスも、自陣20YD(ヤード)からファーストダウンを2度獲得するものの、それ以上は進めない。しかたなくパントを選択したのだが、ここでスナップが乱れて#9太田がパントできないという痛いミスを犯してしまう。
チャレンジャーズは、ゴールまで34YDという好位置からの攻撃チャンスとなった。まず、好調の#30瀬畑が左オープンをナイスラン。ゴール前18YDとすると、続けて#39山田、再び#30瀬畑が走って、残りわずか3YD地点へ。ここから3回の攻撃を、インパルス守備陣は必死に食い止める。だが、4thダウンギャンブルに出たチャレンジャーズが#29辻野のランプレーでエンドラインを通過。先制タッチダウンである。T・F・P(トライ・フォー・ポイント)のキックも成功させ、チャレンジャーズが7点をリードして、第1Qは終了した。
第2Qになっても、インパルスの攻撃陣はファーストダウンがとれず苦しい。しかしこの窮地を守備陣が救ってくれる。チャレンジャーズの自陣12YDからの攻撃シリーズで、相手に強烈なタックルを炸裂! ボールファンブルを誘うと、これをインパルスが押さえてターンオーバー。ゴールラインまで16YDである。チャレンジャーズの反則でさらに前進すると、#1小林、#30松田が走り残り3YD。最後は、#31樫野が右オープンからゴールに走り込んでタッチダウン! #9太田のキックも決まり、7対7の同点として試合を振り出しに戻した。この後は、一進一退の攻防となって、前半が終了した。
後半は、波に乗ったインパルスの攻撃陣が、強烈なドライブをみせてゴールへと迫った。自陣34YD地点から、まず#31樫野が力強く走って、ファーストダウン。センターライン付近まで進む。さらにQB高橋(公)が自ら走って、ファーストダウンを重ねると、続いて#44荒木が中央を見事に突破! 21YDのロングゲインで、ゴールまで12YD地点へ。ここからはチャレンジャーズの守備陣が踏ん張ってみせる。#1天河のタックル、#97福山のQBサックなどでタッチダウンを許さない。インパルスは、着実にフィールドゴールを狙うことに。#9太田がきっちりと決め、3点を追加した。
さらに、試合の流れを引き寄せるプレーが、インパルスに飛び出す。チャレンジャーズのQB桂が投じたパスを、インパルスの#43脇坂ががっちりキャッチ! インターセプトすると、そのまま17YD走って、敵陣28YD付近からの攻撃権を獲得したのである。ここからの攻撃もチャレンジャーズの強力デフェンスに阻まれるが、約44YDというフィールドゴールを#9太田が決めて、さらに3点を追加。13対7と、チャレンジャーズを突き放したのである。
第4Q。タッチダウン一つで逆転するだけに、両チームとも緊迫した攻防が続く。インパルスの守備陣では、#16野村や#47杉本がナイスタックルを連発。相手のファーストダウンを重ねさせない。しかしチャレンジャーズも意地を見せる。インパルスのパントを、#81横山が大きくリターンして、ゴールまで38YD地点からの攻撃をスタートさせた。QB桂から#3桃澤へのパスが通ってファーストダウン。ゴールまでは27YD。しかしここからのパス攻撃を、インパルスの守備陣がことごとく防ぐ。4thダウンギャンブルのパスも、#43脇坂が見事にカットして、不成功に。チャレンジャーズはこれで万事休すとなった。インパルスがこのまま時間を使い切り、13対7でリーグ最終戦を勝利で終えた。
長年の宿敵であるチャレンジャーズを下して、西地区3年連続の優勝を果たしたインパルス。だが、まだ気は抜けない。ファイナル4に勝ち、東京スーパーボウルに勝って日本一になることが目標なのだ。次の相手は、富士通フロンティアーズとオンワードスカイラークスの勝者。東京スーパーボウルをかけて、11月30日、西宮スタジアムでの決戦となる。
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