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この日の対戦相手であるサイドワインダーズは、ここまで2勝1敗と好調。今日勝てばファイナル6進出も夢ではなくなるため、気合いが入っている。インパルスも、全勝を守って次のチャレンジャーズ戦に挑みたいから負けられない。両チームの意地を賭けて、雨の中の決戦がスタートした。
第1Q。まずサイドワインダーズが、意表をつく攻撃を仕掛けてきた。第4ダウンで残り2YD(ヤード)。当然パントと思われたが、キッカー#84仙波は、なんとキックをせずにそのままランプレーに! インパルス守備陣の隙をつき、20YDを走ってファーストダウンを獲得したのである。これで波に乗ったサイドワインダーズは、さらにファーストダウンを重ねてゴール前23YD地点にまで前進。タッチダウンは取れなかったものの、#84仙波がフィールドゴールを決め、3点を先取した。
今シーズン初めて失点を喫したインパルスは、すぐさま反撃に出る。相手キックオフのボールを#44荒木が自陣35YD地点までリターン。さらにQB高橋(公)が#22下川へのパスを成功させて、ファーストダウンを獲得する。続く攻撃シリーズの第3ダウン。ボールを受けた#1小林は、相手デフェンスをすりぬけて中央を突破! 守備陣がそのスピードに追いつけず、小林は独走態勢になる。そのまま約46YDを走りきってタッチダウン! #9太田のT・F・P(トライ・フォー・ポイント)も決まり、7対3と逆転したのである。
第2Qは一進一退となる。雨は小降りになったが、滑りやすくボールが手につかない状況は変わらない。このため、両チームともラン攻撃を中心としたオフェンスを展開せざるをえない。このせいか、守備陣の活躍が目立った。インパルスでは、#99兎耳山、#2霊山らがナイスタックルでサイドワインダーズの攻撃を食い止める。サイドワインダーズも、#29荒木がQBサックを決めるなどで、インパルスに連続した攻撃を許さない。センターラインをはさんだ攻防が続いて、そのまま前半が終了した。
後半。また雨が強くなる。両チームとも、ファンブルや反則などが目立ちゴールに迫れない。それでも、インパルスが押し気味でゲームを支配していた。ゴールまで42YD地点からの攻撃シリーズで、#33粳田の中央突破、#1小林のランプレーなどでファーストダウンを重ね、残り16YD地点まで前進。ところが、ここでサイドワインダーズにビッグプレーを許してしまう。QB高橋(公)が投じたパスをイワタニの#23加藤がインターセプト! 加藤はそのまま55YDを走ってゴールまで26YD地点へ! インパルスはチャンスから一気にピンチになってしまった。勢いに乗ったサイドワインダーズは、QB大橋から#41平井へのパスを通し、さらに#3川田が14YDを走ってタッチダウン! キックも成功させ7点を追加。10対7と再逆転してきたのである。
3点を追う苦しい立場となったインパルス。第4Qの立ち上がりも、反則などで前へ進めない。それでも#10東のタックルなどでサイドワインダーズの攻撃を止め、自陣41YD地点からのオフェンスをスタートさせた。まずは#31樫野が右オープンを力強く20YDを走ってファーストダウン。ゴールラインまでは20YD。続く攻撃の第2ダウン。QB高橋(公)からドロープレーでボールを受けた#1小林が、再び中央をスピードに乗って突破! 相手タックルをかわしてゴールラインまで到達し、待望のタッチダウン!! #9太田のキックが決まり7点を獲得。14対10と再びリードしたのである。
こうなると、安定した守備陣で逃げ切りが見えてくるインパルス。#2霊山のQBサックも飛び出し、サイドワインダーズに思い通りのオフェンスをさせない。試合終了間際には、今日大活躍の#1小林が右オープンを27YD走るというビッグランでチャンスを作ると、#20石野、#31樫野のランプレーでゴール前6YD地点へ。そして、やはりこの人、#1小林がゴールまで走りきってタッチダウン。だめ押しの7点を追加して試合は終了した。
2度のリードを許すなど、苦しい試合となったインパルス。攻撃も守備も反省点は多い。それでも、4戦4勝として西地区2位以内を確定させ、ファイナル6への進出を決めた。リーグ最終戦はアサヒ飲料チャレンジャーズとの全勝対決である。地区優勝、そして日本一に向けて、次こそ会心の試合で勝利してもらいたい。
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