松下電工アメリカンフットボール部「インパルス」
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Matsushita Electric Works, Ltd. American Football Club
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第15回東京スーパーボウル
延長タイブレイク戦を制し、2年連続で東京スーパーボウル出場を決める!



2001年12月18日(火)19:00キックオフ 東京ドーム
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
松下電工インパルス 7 0 0 0 7
アサヒ飲料チャレンジャーズ 0 0 0 14 14

 2年連続の「関西対決」となった、第15回東京スーパーボウル。連覇を狙うアサヒ飲料チャレンジャーズと、昨年の雪辱を果たし、6年ぶり4度目の日本一に輝きたい松下電工インパルスの頂上対決は、25,000人の観衆が見守る中、インパルスのキックオフでスタートした。
 試合は、いきなりビッグプレーが連続する展開になる。アサヒ飲料の最初の攻撃シリーズ。そのセカンドダウンで、QB桂が投じたパスを、インパルスの#16野村が見事なインターセプト! インパルスは、自陣49YD(ヤード)から攻撃権を得る。そして、そのファーストダウン。QB高橋(公)からボールを受けた#31樫野が、中央突破と見せて体を反転させると、相手タックルを振り切って、独走態勢に! そのまま、51YDを走りきって、タッチダウン!! 開始わずか1分3秒で、先制点をゲットしたのだ。#9太田のT・F・P(トライ・フォー・ポイント)も成功し、7対0。
 いきなりのビハインドを跳ね返すべく、アサヒ飲料も必死で攻撃を繰り出してくる。#27中村(多)のランプレーを中心に、何度も前進を試みるのだが、インパルスは堅い守備陣がこれを阻む。#99兎耳山がQBサック、さらに#59三輪もQBサックを決めるなど、ファーストダウンをとらせないのだ。第1Qは、インパルスのペースで終了した。

 

 第2Q。#30瀬畑のランなどでファーストダウンをとったチャレンジャーズだが、続くシリーズで、インパルスの#2霊山に3つ目のQBサックをくらい、攻撃が続かない。一方のインパルスも、QB高橋(公)が、アサヒ飲料#9河口にサックされるなど、ゴールに迫れない。どちらのチームの守備陣も、気合いが入っていて、両QBの多彩な攻撃をはね返してみせるのだ。結局、センターラインをはさんだ膠着状態のまま、インパルスのリードで前半が終了した。

 後半に、まずペースをつかみ、敵陣へと攻め込んだのはインパルスだった。自陣39YD地点からの攻撃シリーズで、#25安藤の中央突破、#33粳田の左オフタックルを抜けるナイスラン、そしてQB高橋(公)から#80古本へのパス成功などで、ファーストダウンを重ね、ゴールまで20YDと迫ったのである。ところが、ここからチャレンジャーズが粘り強いデフェンスを見せる。#58古河、#9河口のタックルで、インパルスは後退させられ、フィールドゴールを狙うこともできなくなったのだ。結局、インパルスは攻撃権をパントで放棄。この好機を逸したのが痛かった。スコアは7対0のまま、最終クォーターに入る。

 そして第4Q。4thダウン残り6YDと追い込まれたチャレンジャーズの攻撃。ここでチャレンジャーズが意表をつくプレーをくりだした。パントキックと見せかけて、キッカーの#8田中が、前を走る#3桃澤にパス! これが見事に成功し、ゴールまで34YD地点へ。さらに次のプレーで、#27中村(多)が走って前進。この時に、インパルスにパーソナルファールの反則が出てしまう。チャレンジャーズは一気に、ゴールまで8YD地点という好機をつかんだのだ。この勢いのまま、再びボールを持った#27中村(多)が、右オープンを力強く走ってタッチダウン! キックも決まり、7対7の同点となった。
 インパルスも#1小林のランプレーなどでファーストダウンをとるが、後が続かない。再び一進一退の展開となり、試合時間だけが進んでいく。残り時間はあと4分。チャレンジャーズのナイスパントで、インパルスは自陣14YD地点という苦しい地点からの攻撃シリーズとなった。その3thダウン、QB高橋(公)が投げたパスをチャレンジャーズ#31山田がインターセプト! 山田はそのままゴールまでの17YDを走ってタッチダウン。#8田中のキック成功で、14対7と逆転されてしまった。
 だが、インパルスは最後まで試合をあきらめない。残り時間は2分20秒。インパルスの、意地をかけた反撃がはじまる。まず、キックオフのボールを受けた#1小林が29YDをリターンして、自陣32YDから攻撃を開始。QB高橋(公)が意地のパスを投げ、レシーバーがこれに応える。まず#82井上へのパスが決まり、自陣44Yd地点へ。残り1分9秒。次は#88門脇がロングパスをキャッチし、敵陣35YD地点に進む。残り30秒。さらに高橋(公)が投げた21YDのパスを#81塚崎がキャッチ。ゴールまで残り14YD、そして試合時間は残り15秒。スタンドは興奮のるつぼとなっている。どちらの応援団も必死だ。続く2プレーはパス不成功で、残り時間はわずか3秒となってしまう。25,000人の観衆が息をのんで見つめる中、QB高橋(公)がラストプレーのパスを投じる! しかし、パスはカットされ、不成功。試合終了となり、松下電工インパルスは、アサヒ飲料チャレンジャーズに敗れた。

 2年連続でスーパーボウルに出場し、Xリーグを代表するチームという実績を作り上げたインパルス。だが今年も「打倒・アサヒ飲料」は実現できなかった。鍛え直して、来シーズンこそ、チャレンジャーズを倒しての日本一を目指してほしい。
 なお、MVPには、アサヒ飲料チャレンジャーズの#31山田晋三選手が、敢闘賞には、松下電工インパルスの#16野村昌弘選手が選ばれた。
 今シーズンも、インパルスに熱い声援をおくっていただいたファンの皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

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