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昨年の「スーパーボウル」と同じ顔合わせである、西地区の最終戦。ファイナル6に進出するためには、どうしても負けられないアサヒ飲料。対するインパルスも、東京ドームでの借りを返して、勝って西地区全勝優勝を決めたい。実力チーム同士の意地がぶつかりあう試合となった。
インパルスのキックオフで始まった第1Q。このボールを受けたチャレンジャーズの#27中村(多聞)がタックルをかわして25YD(ヤード)と大きくリターンする。これをきっかけに、チャレンジャーズが攻勢をかけてきた。自陣40YD地点から2度のパス成功、#27中村の強力なランプレー、さらにQB桂のスクランブルランで、ファーストダウンを3度かさねて前進。ゴールまで8YD地点へとたどり着くと、再び#27中村がボールを持ち、あっさりとゴールラインを駆け抜けてタッチダウン! T・F・P(トライ・フォー・ポイント)のキックも成功させ、試合開始3分ほどで、7点の先制パンチを繰り出してきたのである。
だがインパルスもすぐさま、反撃に出た。相手の#30瀬畑がファンブルしたボールを、インパルスの#47杉本がおさえてターンオーバー! 敵陣30YD地点で攻撃権を得ると、その第3ダウン。QB高橋(公)が思い切って投げた40YD以上のタッチダウンパスを、#83芝原がキャッチ! #9太田のキックも成功し、7対7の同点に追いついてみせたのだ。
第2Qは、しばらく膠着状態が続いた。インパルスは#97小田、#51角田のナイスタックルなどで、チャレンジャーズの攻撃を止めてみせる。だが、攻撃陣もチャレンジャーズの強力なラインに押され、ファーストダウンがとれない。前半も残り3分をきった頃、インパルスにミスがでる。QB高橋(公)が投げたロングパスが相手の#11橋本にインターセプトされてしまったのだ。ここからチャレンジャーズが強烈なドライブを展開。QB桂がくりだすパス攻撃が次々と成功し、ファーストダウンを連続してゴールへ迫る。インパルスの反則などもあり、なんとゴールまでわずか4YD地点へ。前半の残り時間はわずか16秒だったが、ここでチャレンジャーズのQB桂が#19榎へのタッチダウンパスを決める。キックが決まり7点を追加。チャレンジャーズの7点リードで前半が終了した。
後半の立ち上がり。インパルスは#80古本へのパス成功でファーストダウンをとるが、その後が続かない。チャレンジャーズの堅い守りに、前進を止められてしまう。それでも、#51角田、#43脇坂がQBサックを連発するなどチャレンジャーズにも攻めさせない。この後は両チームともゴールに迫れず、パントの応酬という展開。インパルスの#97小田が、チーム3つ目のQBサックをしてみせるなど守備の見せ場はあるが、攻撃に見せ場をつくれないまま、第3Qが終了。点差は、依然として7点である。
第4Qも、これまでの展開をひきずったような試合がしばらく続く。勝つためになんとかチャンスを作りたいインパルスだが、第4Qで得た3回の攻撃権が、いずれもファーストダウンに結びつけられない。チャレンジャーズの守備陣も必死だ。時計は無情に残り時間を減らしていく。そして試合終了まで約2分となって、再び得た攻撃シリーズ。ここで#22下川、#11松岡へのパスが連続して通り、ようやく敵陣内へ。だが残り時間も1分を切ってしまう。QB高橋(公)は、最後の望みを賭けて一気にタッチダウンとなるロングパスを投じた。だがこのボールをキャッチしたのは、チャレンジャーズの#11橋本。ターンオーバーとなり、あとはチャレンジャーズが時間を使い切って試合終了。インパルスは、14対7で敗北した。
この試合に負け4勝1敗としたものの、得失点差で、インパルスは西地区2年連続優勝を決めた。試合前に「大敗しなければ優勝」ということが分かっていただけに、チームのモチベーションがあがらなかったのかもしれない。しかし、ファイナル6は一発勝負であり、このようなわけにはいかない。気持ちを切り替え、勝利に向けて奮起してもらいたい。
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