パナソニック電工アメリカンフットボール部「インパルス」
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第51回神戸ボウル



2001年6月17日(日)13:30キックオフ 神戸ユニバー記念競技場
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
松下電工インパルス 7 14 0 3 24
関西学院大学ファイターズ 10 7 0 0 17

  関西学院大学ファイターズは、昨年度の関西学生リーグ1位であり、甲子園ボウルにも出場した強豪である。グリーンボウルを制し春の王者となった松下電工インパルスだが、油断はできない。ある意味では、春の日本一を決定する闘いと言っても過言ではないだろう。

 第1Q。関西学院が、いきなり強烈な先制パンチをくりだしてきた。最初の攻撃シリーズで、自陣41YD(ヤード)からQB尾崎が投げたロングパスを、#27松山が見事にキャッチ。そのまま、インパルスの守備陣を振りきって走り、タッチダウン。TFP(トライ・フォー・ポイント)のキックにも成功し、試合開始わずか2分で、7点を 先取したのである。
 インパルスも、すぐさま反撃にうつる。キックオフリターンから始まった攻撃で、QB高橋(幸)から#88門脇へのパス成功でロングゲイン。さらに、#80塚崎が、パスを受けてのランプレーで、ゴールまで4YDのチャンスを作る。ここから#31樫野が中央突破してゴールへ走り込みタッチダウン! 見事な連続攻撃で同点とした。だが、 関西学院は得意のパス攻撃で、再びインパルスのゴールへと迫る。守備陣がふんばってタッチダウンは許さなかったが、フィールドゴールを決められ、第1Qは10対7と、リードされて終了した。

 第2Qの立ち上がりも、関西学院のペースで試合が進む。相手のQB尾崎は、連続してパスを決めるなど、攻撃の手をゆるめない。さらには、インパルスに反則がでたこ ともあり、ゴールまで5YDのピンチをまねいてしまう。そして、関西学院の#2三井に走り込まれて、17対7。10点差をつけられてしまったのだ。
 インパルスは、#58梶本がQBサックで相手の攻撃を止めたあたりから、リズムをつかみはじめる。敵陣40YD地点の攻撃。4thダウンで残り2YD。ここで、思い切ってギャンブルをしかけると、これが大成功!QB高橋(幸)からパスを受けた#80塚崎が、左オープンを快走。味方ブロックに助けられながら、一気にゴールラインを越えてタッチダウン! #12太田のキックも成功し、17対14と追い上げたのである。
 そして、前半終了間際には、起死回生のプレーが飛び出す。関西学院のオフェンス が、インパルスのゴールまで18YDと迫ったピンチの場面で、相手のパスをインパルスの#95角田がインターセプト! そのまま右オープンを駆け上がる。相手ディフェンスをかわし、なんと77YDを走り抜いて、劇的なタッチダウン!! このビッグプレーで、インパルスは関西学院を逆転。21対17として前半を折り返したのである。

 後半。インパルスは、守備陣が活躍をみせる。#47杉本(智)が関学のパスをインターセプト。さらに#97小田もインターセプトを決めるなど、関西学院に前半のよう なパス攻撃を許さない。攻撃では、36YD地点でフィールドゴールのチャンスを作るが、関学のディフェンスにキックをブロックされ、得点できなかった。だが、試合のペースは徐々にインパルスに傾いてきている。一進一退の攻防のまま、両チーム無得点で第3Qが終了した。

 第4Q。点差はわずかに4点である。追加点のほしいインパルスは、自陣49地点から、ゴールへと突き進んだ。春の試合をまかされたQB高橋(幸)が、#36高本や#80塚崎へのパスを成功させファーストダウンを重ねる。さらには#31樫野、#30松田のランプレーなどでゴールまで13YD地点へ。ここからフィールドゴール狙いとなったが、このキックを#12太田がきっちり決めて3点を追加。24対17。まだタッチダウン1つで同点になる点差だが、見違えるように安定した守備陣が、好プレーで関西学院の攻撃をふせいだ。#2霊山がQBサック!

 さらに#10杉本(秀)もQBサックを決め、相手を後退させる。攻撃陣も、残り時間を考えて、ランプレーを中心に時計を進める。こうして、関西学院ファイターズに見せ場を作らせることなく、試合が終了。松下電工インパルスが、24対17で神戸ボウルを制した。
 なお、この試合のMVPにはインパルスの#95角田選手、MIPには関西学院の# 27松山選手が選ばれた。


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