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松下電工インパルスのキックオフではじまった決勝戦。その立ち上がりから、インパルスが試合の主導権を握った。相手の最初の攻撃をパントに追い込むと、自陣40YD地点から、効果的な攻撃を連続させてゴールへと迫ったのだ。#31樫野のランプレー、QB高橋(幸)から#88門脇、#81古本へのパス成功などで、一気にゴールまで2YDの地点へ。続く攻撃で、#35石井がゴールに飛び込んでタッチダウン! #12太田のキックも決まり、試合開始5分で、7点を先取したのである。
次のキックオフで攻撃権を得たチャレンジャーズは、パスプレーを中心に反撃をしかけてきた。ファーストダウンを重ね、インパルスのゴールまで28YD地点に。ところがQB桂の投げたボールを、インパルスの#28井上がインターセプト! 相手の流れを見事に断ち切ってしまう。これで得た攻撃権から、#1小林の中央突破、#11松岡へのロングパス成功などで、インパルスがファーストダウンを重ねる。そして最後は、QB高橋(幸)からのパスを受けた#80塚崎が、そのままゴールに走り込んでタッチダウン! キックも成功し、第1Qを14対0とリードして終えた。
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第2Qになっても、インパルスの勢いは止まらない。自陣47YD付近からの攻撃で、#31樫野が相手タックルをかわしてすり抜けると、右オープンをスピードに乗ってかけあがる。追いすがる相手ディフェンスを振り切って、そのままゴールラインを通過! 53YDを走りきってのタッチダウンである。さらには、前半残り5分にも、#35石井へのパスや、#1小林のランプレーでゴール直前まで進み、QB高橋(幸)から#81古本へのタッチダウンパスが成功! 前半だけで4つめのタッチダウン。キックも成功し、28対0とした。
チャレンジャーズも意地を見せ、次の攻撃で#21横山が42YDを走るビッグゲインを決めてみせた。このチャンスをいかして、#48椎木が走り込んでタッチダウン。7点を返す。だが、この後のキックオフのボールをインパルスの#31樫野がキャッチすると、味方のブロックを巧みに利用しながらぐいぐいと走り、なんと47YDのビッグリターン! 続く攻撃でも、#31樫野は、ゴールまで2YDに迫るランプレーをするなど大活躍。ここまでで、樫野は100YDを足でゲインしたことになる。このチャンスを#1小林が走り込んで決め、タッチダウン! 前半を35対7という大差で折り返したのである。
後半になると、気合いを入れ直したチャレンジャーズが、前半のようにはインパルスの攻撃を許さない。一進一退の時間帯が続く。試合が再び動き出したのは、第3Qも残り5分近くになってからだった。ゴールまで37Yd地点でのインパルスの攻撃。QB高橋(幸)からボールを受けた#1小林が、中央を巧みに突破すると、相手ディフェンスの甘いタックルをかわして快走! 40YD近くを走り抜いてタッチダウンを決めたのである。42対7。しかし、チャレンジャーズも執念で加点してくる。QB桂から、#3桃澤へのロングパスが成功。続いて、桂は#97滝本への19YDのパスも成功させ、タッチダウン。TFP(トライ・フォー・ポイント)のキックは失敗したが、6点を追加。第3Qに関しては、ほぼ互角の内容で、試合は第4Qへと移っていった。
第4Q。必死の反撃をしようとするチャレンジャーズ。だが、インパルスの守備陣は、いつもの堅いディフェンスでそれをはね返す。チャレンジャーズのQB桂を、インパルスの#58梶本がQBサックして攻撃の芽をつむなど、思い通りのプレーをさせない。そのうちに、試合の流れは再びインパルスに。相手のファンブルで得た攻撃権を活かし、#22下川へのパス成功でゴールまで6YD地点へ。ここからは、好調の#31樫野が、力強い走りで、相手ディフェンスを突破し、見事なタッチダウン! とどめとも言える7点を追加したのである。この後も、チャレンジャーズは得点チャンスを作れず、試合は49対13で終了した。
インパルスは、昨年の東京スーパーボウルの雪辱を果たし、7年ぶり8度目の優勝を果たした。春の王者となるのは久しぶりだけに、チームとしての喜びも大きい。この勢いのまま、秋のリーグ戦での快進撃を期待したい。そして今年こそ、日本一の奪回を達成して欲しいと願う。
なお、この試合のMVPにはインパルスの#31樫野選手、MIPには同じくインパルスの#53藤田選手が選ばれた。
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