松下電工アメリカンフットボール部「インパルス」
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Matsushita Electric Works, Ltd. American Football Club
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第46回西日本社会人選手権大会グリーンボウルトーナメント決勝戦


2000年5月27日(土)16:00キックオフ 阪急西宮スタジアム
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
松下電工インパルス 2 3 0 0 5
アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ 0 0 0 7 7

 

 朝から雨が降りつづくという、あいにくの天気。一時はあがったかに思われた雨が、試合の途中で強くふりだすなど、選手たちにとっては、苦しいコンディションでの戦いとなった。そのせいか、両チームともファンブルなどのミスが多く出る試合になってしまった。

 第1Qは、アサヒ飲料の攻撃シリーズから始まった。その第3ダウンに、いきなりインパルスの守備陣が活躍をみせる。チャレンジャーズのパスを#6野村が、見事にインターセプトしたのだ! これで、ゴールまで34YD(ヤード)の地点から攻撃権を得たインパルスは、#44荒木のランプレーや25安藤へのパス成功などでゴールに詰め寄る。だが、チャレンジャーズの守備もあつく、フィールドゴールを狙うことに。ここで、キッカーの太田がゴールを外してしまい、最初のチャンスをものにできない。

 インパルスの得点は、意外なかたちで入ることとなった。ゴール近くまで押し込まれたチャレンジャーズが、第4ダウンでパントをするためのスナップを、大きくミス。エンドゾーンまで転がってしまったのだ。あわてたキッカーが、エンドゾーン内でボールを押さえ、セーフティが成立したのだ。これでインパルスが2点のリード。

 第1Qの終了間際には、相手QBを#40吉川が見事にサック! こぼれたボールを#95角田が確保してターンオーバーとした。この勢いでむかえた第2Qの攻撃。#1小林のランプレーなどで前進するが、やはりタッチダウンには届かない。再び、フィールドゴールトライとすると、今度は#12太田がきっちりと成功させ、5対0とリードを広げたのである。
 この後は、一進一退の攻防となり、お互いにゴールへ詰め寄れないまま前半を終了した。

 後半も、しばらくは膠着状態が続く。チャレンジャーズは、QB桂が投じるパスが甘く、インパルスの#19高橋と、#21上田に、2回のインターセプトを許す。だが、インパルスにも同じようなパスミスが出るなど、得点チャンスを作れない。雨と、水たまりの多いコンディションが、プレーの精度を下げ、ミスを多くしているようだ。第3Qは、このまま終了。インパルスが5点のリードを保って、最後の第4Qをむかえた。

 第4Q。この頃から、雨足が強くなり、さらにコンディションはきびしくなる。インパルスは、チャレンジャーズの攻撃をパントに追い込んだのだが、このパントをうまくゴール前に落とされ、自陣10YD(ヤード)地点からの攻撃シリーズとなった。その第1ダウン。QB高橋からボールを受け取った#30松田が、相手ディフェンスの強烈なタックルを受けて、ファンブル。このボールを、チャレンジャーズ#39荒木に拾われ、タッチダウンされてしまう! キックも決まり、7対5と逆にリードを許すことに。雨の影響とはいえ、痛恨のミスである。


 とはいえ、点差はわずかに2点。フィールドゴールで逆転できる。インパルスは、ここから必死の攻撃を試みる。#82井上へのパス成功でファーストダウンをとり、敵陣40YD地点へ。残り時間は2分。攻撃陣は、#25安藤のランプレーなどで前進をめざす。だが、チャレンジャーズの守備陣がよく、次のファーストダウンが遠い。第4ダウンとなったインパルスは、思い切ってギャンブルに出る作戦をとった。だが、パスを狙ったこの攻撃もQBサックされてしまい、万事休す。このまま、試合終了となった。

 グリーンボウルトーナメントは、アサヒ飲料チャレンジャーズの初優勝で幕を閉じた。インパルスは、決勝で破れたとはいえ、安定した守備陣と、多彩な攻撃をしかける攻撃陣に収穫を感じ取ることができた大会だった。なお、敢闘賞にはLB#47杉本が選ばれた。今年は、秋のシーズンでの、さらなる活躍に期待できると思う。


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